りんごの花が咲くころ

個人賠償責任保険について考えてみる。

 

自転車の事故で高額賠償がニュースで流れるようになりました。また、免許書き換えの講習でもその話を聞く機会がありました。我が家にも自転車、2台あります。

長女と次女の自転車。長女は車に乗るようになったので、ほぼ自転車は使いません。

次女は、自転車好きでないらしく、ほぼ徒歩で移動します。遠いところは公共交通機関を使います。

 

それでも一度、自転車事故で病院に搬送されたことが長女にはあります。自転車同士の衝突事故でした。賠償額はお互い大したことはありませんでしたが、直接交渉はせず済みましたし、気持ち的にはやはり入っていて安心しました。

 

我が家の加入状況

長女のコープ共済の特約で付けていましたし、長女が大学生の時は、大学生協で4年間加入していました。それに、夫の火災保険の特約に追加され、加入は多い時で3本入っていました。

 

現在は、長女のコープ共済と夫の代替生命保険の特約で、2本加入です。それぞれ、最大1億円でしたが、コープ共済は、今3億円になっています。

1世帯の1人が加入すれば、契約者(記名被保険者)、契約者の配偶者、契約者または配偶者の「同居の親族および別居の未婚の子」が保障対象になります。

コープ共済の場合

 

損害発生時点で契約者と同居で、生活を一にする親族は保障の対象となります。同居の親族でも明らかに独立した生活と認められる場合は、保障の対象となりません。なお、これまで婚姻歴がない生活を一にする別居の未婚の子は、保障の対象です。

全労災 火災保険の場合

 

同居している家族も対象となりますので、コープ共済の場合、1本の加入で十分ですが、長女が契約者であるため、長女と別居すると対象から外れてしまいます。長女は異動のある仕事のため、いつ別居となるかわかりません。また、そのうち結婚もするでしょう。

夫の火災保険の特約は、進学で下宿の場合を除いて、働いている別居の子の保障は難しそうです。来年、春には確認しますが、次女の保障がなくなるかもしれません。

 

単独で加入することができる保険はあるのか。

JCBクレジットカードのトッピング保険(保険料:月150円)

死亡・後遺障害 個人賠償保険
日常生活賠償プラン 100万円 1億円

保険期間の初日時点で満20歳から満69歳までのカード会員ご本人(本会員・家族会員)さまが被保険者ご本人としてご加入いただけます。

賠償責任の補償における被保険者は次のとおりです。 ①被保険者ご本人 ②被保険者ご本人の配偶者 ③被保険者ご本人またはその配偶者の同居のご親族 ④被保険者ご本人またはその配偶者の別居の未婚のお子さま ⑤被保険者ご本人が未成年者または責任無能力者の場合、親権者、その他の法定の監督義務者および監督義務者に代わって被保険者ご本人を監督する方(被保険者ご本人の親族にかぎります。)。ただし、被保険者ご本人に関する事故にかぎります。 ⑥②から④までのいずれかの方が責任無能力者の場合、親権者、その他の法定の監督義務者および監督義務者に代わって責任無能力者を監督する方(その責任無能力者の親族にかぎります。)。ただし、その責任無能力者に関する事故にかぎります。

●事故が発生した場合は、ただちに【事故サポートセンター(0120-919-393)<受付時間:24時間・365日>】までご通知ください。事故の発生の日からその日を含めて30日以内にご通知がない場合は、保険金の全額または一部をお支払いできないことがあります。

こちらの保険、責任無能力者にも対応しています。以前、痴ほうの方が踏切に進入し、鉄道会社から訴えられた事件がありました。最高裁で賠償責任は回避されましたが、個々のケースでの判断になると思われます。我が家に今、該当する家族はいませんが、万一の場合は、助けになる保障でしょう。

 

JCBのクレジットカードを持つ必要がありますが、年会費無料なら、次女の保険はこれがいいかもしれません。

 

セゾンクレジットカードのご迷惑安心プラン(保険料:月300円)

個人賠償責任保険 1億円

保険料:180円、サービス料120円の計300円です。1事案30分程度の弁護士相談料がサービスとしてついています。

こちらもクレジットカードを持つ必要がありますが、会費無料のカードがありますので一考の価値ありというところです。

 

個人賠償責任保険について考えてみる。

こうして考えてみると、長女は継続して加入します。結婚して子どもができれば、自転車に乗る機会も増えるでしょう。

次女は、一人暮らしをしますので、水漏れなど起こすかもしれません。

我が家は、そのまま火災保険の特約で対応することになるでしょう。

 

月数百円の負担なら、入って安心を買いたいと思います。