りんごの花が咲くころ

終活準備、樹木葬を考える。

4月のある日、近くの墓地に見学に行きました。そこはトンネルの上にあり、山の片側を整備して墓地にしているようなところです。歩いて行ったのですが、山の途中までは車で上がることができます。

ウォーキングを兼ねて歩いて行きました。

 

終活準備、樹木葬を考える。

お墓をどうするか。

離婚したこと、子どもたちは県外にいることなどを考えるとお墓を準備することは必要ないように考え始めました。実家の墓に入るということもあまり気が進みません。

そう考えると土に帰ることができる樹木葬を検討することにしました。候補地は家から近いところなので、子どもたちが実家に帰ってくる間は、時々は参ってくれるだろうし、孫の代になればそこまで期待していません。

 

樹木葬について

見学したところは、職員の人がいました。そこで声をかけ、樹木葬の場所まで案内してくれました。歩いてきたと言うととても驚かれましたが。

山の一番上にその場所はあり、足腰がしっかりしている間しかお参りすることは厳しいかもしれません。途中までは車で上がれるので、階段3階分ぐらいは徒歩になります。まあ、自分が入るときは死んでいるので関係ないですし、子どもたちも元気なうちしか帰郷しないだろうと思います。

永代使用料、管理料、銘板付きで桜の木の下に区画があります。知らない人たちといっしょというのはありますが、自分が埋葬される場所は決まっているし、見る人がいなくなって合同墓に埋葬し直されることを思うとそのまま土にかえるほうがいいように思うのです。

 

費用について

1律 250,000円
上部 300,000円

そこには樹木葬が2か所あり、ピンクと白の桜が植えられていました。

最初のところは、埋葬場所で値段が違い、30万円のところしか空いていませんでした。こんなところでもお安いところから売れていくようです。

もう一方は一律の値段で、場所は早い者勝ちといったところ。

 

今後について

今の段階で購入はしませんが、万一のことがあればそこを買ってもらって埋葬してもらうよう娘たちに話をするつもりです。まあ、通常通り生きたら、まだ30年以上先のことになりますし、これからの自分の人生もどうなるかわかりませんし。

お葬式にしても簡素なものでいいし、それにかかる費用の準備もできるだけ抑えたいと考えています。娘たちの負担にはならないようにしたいですが、それに数百万も使うつもりはないし、遺産もできるだけ残さないように生きていくことを考えています。

 

娘たちはまだ独身なので、そういった話をしても現実的ではないかもしれませんが、がんを患った身からすると考えていないといけないことだと思っています。