りんごの花が咲くころ

20歳時受診、受けててよかった話。

次女が障害年金を受給できることになりました。その請求はとても面倒で大変でした。同じような境遇の人が少しでも参考になればいいかと記載しています。時系列となっていません。

これは個人的な感想で、実際の手続きにどれくらい影響があるのか、ないのかわかりません。そう言った考えもあるんだと読んでいただきたいです。

 

20歳時受診、受けててよかった話。

次女は特別扶養手当を受給していました。2年に1回診断書の提出が必要でしたので、小学5年からずっと定期的に受信していました。特別扶養手当は20歳で終了です。その後は障害年金に切り替えるかの選択です。

市からも年金への切替についてのチラシが同封されていました。とはいっても、この時点で障害年金の受給は考えていませんでした。学生で、就職もしていません。この時は十分自立できると希望もありました。そう思いたかったのかもしれません。

受信時に、将来のことも考えて、20歳時の状況を残しておく必要があると説明を受けました。よく考えず、それなら主治医にお願いしました。主治医にしたら、精神科をイメージしていたのかもしれません。退職を考えているようで、そのことも懸念していたようですが、診断は医師につくのではなく病院につくということでした。医師が転出していても、代わりの医師が診断書を書くことができるということらしいです。

20歳時受診は、誕生日の前後3か月、半年の間に受診しておく必要があります。

20歳前に初診日及び障害認定日がある場合は、20歳の誕生日前後3か月以内に作成された診断書とすることができます。

この機関から1日でもずれていたら、20歳時からの遡及請求はできなくなります。実際、私は一度、事務のひとに20歳時受診の記録がないと断れそうになりました。誕生日前に受診していたのですが、事務方は誕生日後3か月と理解していたようです。

一瞬ヒヤッとしました。期間については、年金事務所で指示期間があったので間違いないとはわかっていました。

 

年金事務所でも、20歳時の診断書を書いてもらえるなら、20歳時と現在で請求したほうがいいのではと説明を受けました。次女の場合、請求まで5年以上たっていましたので、2枚の診断書が必要になりました。

 

現在、20歳前で発達障害などある場合は、将来の請求も考えて受診しておくことをお勧めします。その期間はとても大事なので、今後変更があるかも含めて調べおいてください。

私は主治医からアドバイスがなければ、その期間に受診していなかったかもしれませんし、その時、障害年金を請求することなんか1ミリも考えていませんでした。主治医に感謝しかありません。