りんごの花が咲くころ

30年3月に公務員を勧奨退職しました。悠々自適な生活の予定が、まさかのがん発覚、闘病生活へ突入。第2の人生を歩むため別居から離婚を選択しました。今はおひとりさまの人生をいかに楽しむかを追求しています。リタイア。断捨離。ミニマリスト。

つれづれ日記

次女の企業選択で私が重視したこと(手当編)。

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まずは採用後の待遇。手当の種類について、検討しました。

公務員時代の思い込みもあり、手当があるのが普通と思っていました。

 

重視した手当は、通勤の全額支給。上限があっても非課税の範囲となっているもの。

それに、時間外(休日含む)手当。見なし残業手当などは対象外としました。

 

家族手当や資格手当などはあれば理想ですが、なくても仕方ないと思うことにしました。

それよりも重視したのは、寮や借り上げ社宅があるか、なくても住宅手当があるかは譲れませんでした。

 

公務員は、住宅手当(賃料により変動するが、27000円を上限)、扶養手当、通勤手当も上限はあってもほぼ実費を賄うことができます。

 

手当について

A企業の場合 (1300人未満)

・通勤手当
・時間外手当(全額) など
※通勤手当は全社員の平均通勤費を上限としております。

・社員寮
(社内規約による入寮条件あり、入寮期間2年間、家賃一部個人負担あり)

年2回(2017年実績 6月、12月合計)
・入社1年目・・・・・ 2.5カ月
・入社2年目・・・・・ 3.5カ月
・入社3年目・・・・・ 4.5カ月
・入社4年目以降・・・ 5.0カ月

※会社の業績により賞与とは別に、業績賞与を支給する場合があります。
なお、業績賞与は、社員寮入寮者は支給の対象となりません。

「など」になにが含まれているのか、わからない。表示することで、就活生の興味を引くことからも、誰でも支給される手当がないんだと推測しました。

また、社員寮も規定がある上に、2年しか入れないのは、地方在住者としてはなんとも貧弱だ。それに代わる住宅手当もなさそうだし。

時間外も全額という表示から、ブラックのにおいが・・・

 

B企業の場合 (800人未満)

家族手当、通勤手当、燃料手当(北海道内勤務者)ほか

東京、大阪、山梨勤務/223,000円

住宅手当一律14,000円、東京、大阪、山梨勤務について調整手当一律43,000円を含む。

時間外の表示ないのが怖い。

おまけに調整手当、一律43,000円ってなんだ。

裁量労働制を導入しているのではないかと、こんなところはだめだ。

一見基本給も高そうだが、手当を引くと、166,000円。

ちょっとこんな企業は検討から即刻外した。

 

C企業の場合 (700人未満)

専門卒:189,000円(基準内賃金172,000円 + 加算金17,000円)

また加算金は
*大学院了:17時間相当
*大学卒:18時間相当
*専門卒:15時間相当  の 前払残業代です。
残業の実績が前払い残業代の金額を超えた場合は別途支給あり

時間外勤務手当
通勤費(全額支給/但し会社規定による)
管理者手当
リーダー手当

住宅関連
社宅制度

みなし残業の企業です。

15時間相当ということで、時間外が少ないのか、これ以上はサービスになるかもという思いから払しょくできないので、検討から外しました。

通勤手当の会社規定ってなんだ。絶対労働者にメリットはないだろう。

 

D企業の場合 (2000人未満)

みなし残業手当:3万円
(19時間~21時間分、超過分は別途残業代を支給)
◆役職手当
◆通勤交通費(実費支給)
◆資格手当(推奨資格1資格につき、毎月3,000円~10,000円支給)
◆シフト勤務手当
(22時~5時までの深夜を含むシフト勤務が組まれている場合に10,000円支給)
◆コア手当
(社内人事制度による手当/毎月10,000円~100,000円支給)
◆ブランドマスター手当
(思いやりや礼儀正しさなど、人間性を見える化し、毎月2,000円~20,000円支給)
◆家族手当
(入社2年目より付与対象 扶養家族のみ 配偶者:10,000円 子ども:5,000円 親:3,000

家族手当があることはいい。

みなし残業なのが、やはり躊躇する。

資格手当があると、技術者はやりがいを感じるのではないだろうか。

それ以外のコア手当やブランドマスター手当、なんだかわからないし、裁量の余地があるようで、公平化はわからない。

 

選考を受けた企業の手当ての内容

1.家族手当、住宅手当時間外勤務手当、通勤費全額支給

2.交通費(全額支給) 、時間外手当住宅手当(独身世帯主:28,000円/月、配偶者有世帯主:40,000円/月) 、配偶者扶養手当(10,000円/月)

3.時間外勤務手当、通勤手当、資格認定給(※) 他 、借上げ社宅あり

4.通勤交通費(全額支給)、家族手当、時間外勤務手当住宅手当(社員寮あり/東京都内、実家・一人暮らしの場合も住宅手当あり)

5.時間外手当(全額)、生活関連手当、通勤手当(全額)、役職手当、変則勤務手当、緊急呼出手当、寮・社宅(社内規定により適用・独身寮は35歳まで入居可)

6.時間外手当(全支給)、役職手当、資格手当、通勤手当(月50,000円まで)、住宅手当

7.時間外勤務手当、休日勤務手当、深夜勤務手当、通勤手当、単身赴任手当、帰宅旅費、プロジェクトリーダー手当、役職手当、営業手当、借上住宅制度(規程に基づき、対象者にはマンションやアパートを会社契約で借り上げます)

8.資格、住宅、役職、家族・扶養、残業手当(全額支給)、通勤手当(弊社規定に従う)など

 

時間外手当が支給されること(みなし残業や裁量労働制の採用でないこと)、地方在住なので寮か住宅手当の支給があることを必須として選考企業を選定しました。

ただ、選考過程で、借り上げ住宅の社内規定により対象とならない企業が1件、みなし残業制度を導入している企業が1件ありました。

内定を受けた企業は、借上げ社宅(30歳まで)、残業手当の支給のある企業です。

 

手当について思うこと

公務員として働いていたせいか、通勤手当、住宅手当、扶養手当などは普通にある手当だと思っていました。

それが思いのほか、住宅手当を支給する企業が少ないのには驚きました。

IT企業は若者ありきなので、寮などはありましたが、その規定が厳しかったり、2年しか入寮できないなど地方在住者には厳しいものがあります。

 

また、通勤手当を従業員の平均額を上限としている企業もあり、驚きました。

通勤手当って最低の手当てだと思うので、そんな企業は労働者に冷たいと思いました。こういう企業は、その他の点でもそうなんだと思わせるものがありました。

 

扶養手当は、あったほうがいいのは当然ですが、女性ということもあり、結婚すれば夫のほうで手当が出るだろうと考えました。

手当は、人によって違うっていうことで、公平性に欠けるという企業もあるようですが、それでも通勤手当や住宅手当などはその費用がかかるわけですから、支給してほしいと思います。

 

 

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