不思議に思っていたことが解決しました。和裁の先生と話していたら、四つ縫いという縫い方があるそうです。裏地と表地4枚一緒に縫うことで時間短縮になるそうですが、先生はその縫い方は採用していないとのことでした。出来上がりやその後のお直しなどで手間になるそうです。
裏地を取ったら襟がはずれた件。
材料用として売っていた長着のリサイクルものを数枚購入しました。ネットでの購入なので届いてから状態などを見て気に入れば、洗い張りして単衣に縫い直そうかと思っていました。その段階ではまだ縫えないのですが、ストックしておくつもりです。
そして、サイズが合う袷の着物は、裏地を取れば単衣にすることができるのではと先生に聞いたことがありました。できるということで、サイズの合う材料用の3枚の裏地を取りました。そして、3枚目を取っていたら、襟がはずれていくのです。最初にトライした2枚の袷は、裏地だけ取ることができてもちろん襟もついています。
襟を付けるのは結構難しいので、袷の状態で単衣にしたかったのです。途中はずれていることに気が付いて、気を付けて裏地を取っていったのですが、全部はずれてしまいました。自分の外し方が悪かったのか、その着物特有のものなのかわかりませんでした。
それが、先生と話をしていて、四つ縫いの話を聞いてひょっとしてと思い当たったのでした。その日はその裏地を取った着物を持参していて、単衣にすることで確認したいことがあったのでした。裏地を取ったら襟が取れてというと、それも四つ縫い、一部だけということもあるようです。それで納得しました。縫い方なので解かないとわからないそうです。
1枚目は裏地を取った後、浴衣を習いながら、家で自力で単衣に仕立て替えをしました。元の形を生かしてなので、変更したのは袖丈だけ49センチに1センチ伸ばしました。それ以外は、ほぼ浴衣の縫い方です。背縫いだけは袋縫いに解かないとできないので、2度縫いにしました。あとは、いしき当てを付けて補強する予定です。
襟は袷の襟を半分にとじ付けたので、ボウ襟のようになりました。ばち襟にするにはかけ襟を直す必要があったのでそのままにしました。先生に習った方法は地襟に縫い付けるのですが、その袷は完成した地襟の上にかけ襟を縫い付けているようで、襟幅を変えるとかけ襟も直す必要がありそうでした。
持参していた単衣の仕立て替えは、一人で済ましたとは思わなかったようで少し驚いていました。糸は表地に合わせるようにとの助言をもらいました。格子の紬(緑に少し茶色が入っている)を茶色で縫っていましたが、緑でと。
単衣の袖の作り方は浴衣と同じでいいのか確認したら同じでいいとのこと。袖口の三つ折りぐけは浴衣より細かく縫うということで、そこは頑張って10ミリから8ミリに変更してみました。黄色も袖丈を1センチ伸ばして49センチにするつもりです。背縫いも2度縫いにしましたが、落ち着きが悪いので耳ぐけしたほうがいいのかもしれません。襟ははずれているので、広襟のやり方を習うかもしれません。
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