確定申告した場合の試算をすると、2か年で25万円余り還付予定であることがわかりました。これはがぜん調べるモチベーションになります。
還付額が多いのは納めた税金が多いこと、納めた以上には還付されることはありません。次にほかの収入がないこと、所得控除されるものがることです。個人個人によって収入や控除するものが違いますが、考える参考にしてください。
確定申告は自己責任です。ご興味ある方は、申告前に勉強したり、役所に問い合わせしたりして、自分にとってメリットある方法を取ってください。確定申告で還付されても、それ以上に国保保険料が課されるということも十分考えられます。
還付試算額が多い訳。(令和2年の場合)
試算結果
上場株式等の譲渡 | 還付額 | |
令和元年 | 1,223,265円 | 87,604円 |
令和2年 | 1,435,239円 | 164,490円 |
計 | 252,094円 |
令和2年:源泉徴収額
譲渡(所) | 譲渡(住) | 配当等(所) | 配当等(住) | 計 | |
A証券 | 219,794 | 71,748 | 0 | 0 | 291,542 |
B証券 | 0 | 0 | 7,247 | 2,366 | 9,613 |
計 | 219,794 | 71,748 | 7,247 | 2,366 | |
所 計 | 227,041円 | 住 計 | 74,114円 |
23万円近く源泉されていた所得税から164000円余り還付されるということです。それでも収入の割には納税額は多いと思います。給与取得者はいろいろな恩恵がありますね。
確定申告をして、市役所で手続きをしなければ、住民税から還付される額は、74114円余りです。住民税は全額還付の試算が出ています。これは確定申告書第2表で確認できます。
令和2年:所得控除されたもの
離婚することから、国民年金に加入しています。まとめて払ったほうが割引率が大きいので2年分クレジット払いしています。その年金保険料が40万円ほどあります。年分ごとに分けて申告することもできますが、来年収入がどれくらいになるかわからないので分けないで申告です。
生命保険料控除が40000円、地震保険料控除が40000円、医療費控除が55000円ほどで、あとは基礎控除の48万円です。やはり社会保険料控除の効果が大きいです。基礎控除は10万円増額されています。誰にでもある控除なので、収入はほかになく、投資による源泉がある場合は、いくらか還付額は出るはずです。ぜひ試算してみてください。
つづく。