りんごの花が咲くころ

30年3月に公務員を勧奨退職しました。悠々自適な生活の予定が、まさかのがん発覚、闘病生活へ突入。第2の人生を歩むため別居から離婚を選択しました。今はおひとりさまの人生をいかに楽しむかを追求しています。リタイア。断捨離。ミニマリスト。

家計管理

この記事は私のことを知っている?&行動力学を考えてみる

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貯金ベタにありがちな2つの無駄づかいとは?行動経済学で分かる!

ある記事に目を止めました。記事の題名で、無駄づかいっていう言葉を見ると思わずドキッてしてしまいます。なんか悪いところを見られたような、変な後ろめたさを感じる言葉です。

そんな私に行動経済学という学問で、理解させてくれる記事がありました。どこで見られた?っていうくらい、はまっている記事でした。

 

その1:損失回避性(損を嫌うあまり、余計に損してしまう心理)

行動経済学によると、ヒトは、「リスクを過大評価」してしまう特性があります。つまり、「ヒトは損がキラいな生き物」だということです。この特性を「損失回避性(Loss Aversion)」と言います。

この記事でまさに当日、遭遇したことがありました。いつも行くスーパーとは違うスーパーに行きました。そこは規模が小さいのですが、お弁当がおいしいのです。いつも行くスーパーは、その点、何点も落ちているのです。

 

そこでいつも買う、ジュースを買いました。いつも行くスーパーよりは何十円か高いことはわかっていましたが、スーパーをはしごするほうが、金額では測れない労働力が働くことになると思ったので。時間もお金に換算できると。

ジュース:160円

 

ここまでは良かったのです。

 

そのあと、やむを得ず、いつも行くスーパーに行く用ができました。そして、何気にいつも買うジュースを見ると、安い。

いつもより安くなっています。

 

 

その額:117円

 

50円以上も安い。

 

そこで私が取った行動は、もう1本そのジュースを買うということでした。

 

 

必要のない「保険」や「保証」を契約していませんか?

「損をするのが怖い」という気持ちが強まると、人は冷静に判断をできなくなります。その良い例が、「保険の契約」です。「死ぬのが怖い」「何かあったら怖い」という気持ちが、短絡的に「保険を契約しなきゃ!」という気持ちにつながってしまうのです。

保険の契約というよりは、契約した保険の見直しを躊躇する傾向があります。

どういうことかというと、私は数年前に仕事を辞めようと考えていました。

その時、加入していたのは、職場を通じて加入していたため、退職するとその団体保険の継続ができなくなります。その時は、二人の子どもたちが、中学、高校と一番教育費がかかるときでした。

 

退職して、もし万一私に何かあると残された家族が困ると思い、生命保険の加入を考えました。無職になりますので、生活費を支えていくわけではありませんが、1千万円は残してあげたい。そう考えました。

 

その時私が加入していた保険は

1.団体生命保険:1千万円

2.年金給付保険:月10万円を20年間給付タイプ

の2本でした。

 

そこで辞めてもいないのに、1千万円の10年定期の生命保険に加入しました。加入後、どちらかを止めるつもりでしたが、止めることに躊躇したのです。

 

結果、勤務を続ける間は、3本の生命保険に加入していました。

 

そして、今年の3月、退職しました。

生命保険をどうしたかというと、

 

1.団体生命保険:1千万円

これは、退職時の8月までしか継続できませんでした。ただし、同等の保険内容を夫の特約として付けることができましたので、特約に加入しました。

 

2.年金給付保険:月10万円を20年間給付タイプ

これは、まさかの継続ができました。そして継続しています。

 

3.定期生命保険:1千万円

そのまま継続中です。

 

記事のとおり、辞めて重病がわかったら後悔するだろうと考えてしまうのです。退職した直後、解約して、生命保険を手にすることができなくなったら死ぬに死ねないので、少しづつ整理していきます。

 

特約の保険は主契約は夫なので、57歳までしか加入できません。

年金型生命保険は、5年ごとに保険料が上がっていきます。

定期生命保険は、継続もできますが、10年定期です。継続の場合、保険料も上がります。

 

特約は夫が退職するまで継続する予定です。年金型生命保険は、来年の春、次女が就職するので、それを見極めて止めることにします。定期生命保険は、4年後に10年経ちます。そこで止めることにします。

 

50歳時:2千万円+月10万

52歳時:2千万円

55歳時:1千万円

57歳時:なし

 

こんなイメージです。

 

その2:現状維持バイアス(変化を嫌う心理)

行動経済学によると、ヒトは「変化を嫌う」特性があります。たとえば、「いま住んでいる家から引っ越したくない」「いま勤めている職場を辞めたくない」「いまのオフィスから転勤したくない」のように、変化を嫌う習性があります。この特性を「現状維持バイアス(Status Quo Bias)」と言います。

「電力代」と「通信費」にメスを入れよう

こちらの記事は、当てはまらないように思いました。

電力の自由化については、検討していません。売電している関係もありますし、新電力の先行きももう少し、見てみたいものです。

 

通信費については、節約していると思っています。

その記事はこちらのブログ。

我が家の通信費事情

 

 

節約の努力を無駄にしないために

節約をするときは、「食費」や「消耗品費」などが目に見えやすいですが、実は、これらの節約は効果が薄いです。目に見えるコストに気を配ることも大切ですが、しかし、意識していないところで無駄づかいを許していては、がんばって節約の努力がムダになってしまいます。

我が家の問題は、保険料と食費や消耗品費などの流動費の把握です。

それについては、今後、見直していくデータをとるため、家計管理を強化していくつもりです。

私決心しました。家計費を明らかにします。

 

 

 

 

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