りんごの花が咲くころ

30年3月に公務員を勧奨退職しました。悠々自適な生活の予定が、まさかのがん発覚、闘病生活へ突入。第2の人生を歩むため別居から離婚を選択しました。今はおひとりさまの人生をいかに楽しむかを追求しています。リタイア。断捨離。ミニマリスト。

家計管理

地震保険の査定方法を知って愕然とする一方、納得するしかない。(住宅編)

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昨日の食事は、牛肉とこんにゃくの煮物、サケ、サラダ、果物でした。サケは冷凍のもので、大きさはお弁当サイズです。今後は血圧のことを考えると控えなければなりません。

ダイエット、血圧を下げるということもが目下の目標です。涼しくもなってきたので、これにウオーキングなどを追加したいところです。

計測日:10月22日 最高血圧:128 最低血圧:75 脈拍数:64 体重:〇3.70キロ
前日 128 83 63 〇3.75

 

地震保険の査定方法を知って愕然とする一方、納得するしかない。

最近の自然災害に心を痛めつつ、家財保険の更改時期もあり、そもそも保険に加入してどれくらい保険金額が支払われるのか気になってきました。

調べていく中で、地震保険だけは独自の査定方法があるようです。地震保険は、政府が再保険としてカバーしていますので、保険会社が違っても、保障の計算方法などは同じようです。

  • 地震等による被災者の生活の安定に寄与することを目的として、民間保険会社が負う地震保険責任を政府が再保険し、再保険料の受入れ、管理・運用のほか、民間のみでは対応できない巨大地震発生の際には、再保険金の支払いを行うために地震再保険特別会計において区分経理しています。
  • 1回の地震等により政府が支払うべき再保険金の総額は、毎年度、国会の議決を経た金額を超えない範囲内のものでなければならないとされています。
  • 現在、その金額は11兆5,662億円であり、民間保険責任額と合計した1回の地震等による保険金の総支払限度額は11.7兆円です。
  • 総支払限度額は、これまでも関東大震災クラスの地震と同等規模の巨大地震が発生した場合においても対応可能な範囲として決定されています。過去、阪神・淡路大震災や東日本大震災などの巨大地震が発生した際にも、保険金の支払額は総支払限度額内であり、円滑に保険金が支払われております。

財務省ホームページより抜粋

大地震が起こっても加入している範囲で保障されるということは、間違いないようです。そうならない場合は、国が抱えきれないほどの災害が起こった時と言えるかもしれませんが、阪神・淡路大震災や東日本大震災なども問題なく支払われたようなので大丈夫でしょう。

 

我が家の場合

保険金額:15,500,000円 保険期間:29.8.25-34.8.25 保険料176,860円

損害の程度 基準 保険金の支払い 我が家の場合(保険金額:15,500,000円)
全損     地震等により損害を受け、主要構造部(土台、柱、壁、屋根等)の損害額が、時価額の50%以上となった場合、または焼失もしくは流失した部分の床面積が、その建物の延床面積の70%以上となった場合 地震保険の保険金額の100%(時価額が限度) 15,500,000円
大半損     地震等により損害を受け、主要構造部(土台、柱、壁、屋根等)の損害額が、時価額の40%以上50%未満となった場合、または焼失もしくは流失した部分の床面積が、その建物の延床面積の50%以上70%未満となった場合 地震保険の保険金額の60%(時価額の60%が限度) 9,300,000円
小半損     地震等により損害を受け、主要構造部(土台、柱、壁、屋根等)の損害額が、時価額の20%以上40%未満となった場合、または焼失もしくは流失した部分の床面積が、その建物の延床面積の20%以上50%未満となった場合 地震保険の保険金額の30%(時価額の30%が限度) 4,650,000円
一部損     地震等により損害を受け、主要構造部(土台、柱、壁、屋根等)の損害額が、時価額の3%以上20%未満となった場合、または建物が床上浸水もしくは地盤面より45cmをこえる浸水を受け、建物の損害が全損・大半損・小半損に至らない場合 地震保険の保険金額の5%(時価額の5%が限度) 775,000円

地震保険の場合、火災保険の保険金額の最大1/2での加入となりますので、保険金額だけでは家の建て替えはできません。それについては、大規模な地域と被害で地震が起こる以上、それは致し方ないと思います。これについては、保険の査定方法についても、機械的に算出し、簡単に評価できる方法がとられています。これは必要な保障額というよりは、大規模に対応するため、個別案件ごとの査定ではなく、一律にということです。個人でできることは、借り入れの額に応じてではなく、家の建築費いっぱいかけて保障額を上げることでしょうか。その代わり保険料も高くなりますが、保険ってそういうものだと思うのです。

 

今、地震で全壊したとしたら、建て替えは躊躇すると思います。おそらく賃貸に移ると思います。50歳過ぎて子どもたちも県外にいることを考えると、そちらが楽だと思うからです。

問題は、半損した時でしょう。一部損は修繕で対応できるでしょうが、半損って、直すんだろうか?

床上浸水しただけで、もうその家には住みたくないと思ってしまうんだけど。

火災で家が全焼した場合、一般的には損害鑑定をして被害を確認します。火災の現場を確認して写真を撮って図面を引いたりして、損害についてのレポートを鑑定人が作成。保険会社は契約内容や入金確認などを同時進行で進め、問題がなければ保険金が支払われます。

しかし、地震保険で1件1件、こと細かく損害鑑定をして調査報告を作成していたら、保険金を支払うのに膨大な時間がかかります。

火災はそのときその場所だけで発生していますが、地震災害は広域に被害が及び、被災者の数が多く、保険金の請求も多くの人から同時に来ます。そのため迅速に保険金を支払う仕組みになっています。

地震保険の査定基準が4段階(改定前は3段階)だけになっているのは、こうしたことに対応するためです。被害の大きな地域では航空写真などを利用して、地域全体を全損認定することもあります。

地震保険、家財の保険金の査定方法とは?

これを読むと、大地震の場合、その査定が一律になるのは仕方ないと思います。

大地震にあうと、以前の生活を完全に取り戻すことは難しいことがわかります。だからと言って、何の保障もないと再建が難しいので地震保険への加入は必要と考えています。

 

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