りんごの花が咲くころ

30年3月に公務員を勧奨退職しました。悠々自適な生活の予定が、まさかのがん発覚、闘病生活へ突入。第2の人生を歩むため別居から離婚を選択しました。今はおひとりさまの人生をいかに楽しむかを追求しています。リタイア。断捨離。ミニマリスト。

闘病生活

入院がのびた理由。

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手術の後、右胸を切除した部分は、さらしで圧迫していました。その圧迫も、術後数日で取り外すことができたのですが、私は傷を見るのが怖く、しばらくつけたままにしていました。

そして、ある日、圧迫を外すことになり、その日から腕を上まで上げていいことになりました。リハビリの運動が6種類紹介されており、パンフを見ながらその運動をしていました。リンパ浮腫にならないように、その運動を食後にしていました。

 

そして、傷のあたりを触っていると、なんか晴れているのです。脇から肩にかけて。

そして痛い。皮膚が腫れの分、のびているため、皮膚が引っ張られて痛いのです。

 

看護師さんに声をかけて、病棟に来た医師に伝達してもらうよう頼みました。入院中は、一度、3人の医師が交代で病室によってくれるのですが、不在で飛ばされると困るので。

夕方、年長の男の医師が見てくれました。少し腫れて膨らんでいることはわかったようで、一度退室しましたが、再度来てくれて、圧迫をし直すことになりました。

圧迫したので、またその日から肩より上の運動は止められました。

 

圧迫する場所が、微妙で脇から肩に斜めに包帯を巻かれたのですが、時間とともに首にずれてきて、息苦しいのなんの。寝ている間に首が閉まらないか不安になりつつ、横になりました。

翌朝、巻きなおしてほしいと看護師さんに言いましたが、医師がしているのを直すのは抵抗があるようで、医師が来た時に直接行ってくれと言われました。そのあと来てくれたのは、主治医の女医さんで胸の上を水平に圧迫し直してくれました。

 

気になったのか、後で、年長の男の医師も寄ってくれて見てくれました。

 

圧迫している間は、そのキツさやテープにかぶれてかゆかったりして、腫れた部分は気になりませんでした。数日で、また圧迫をとって、運動の制限がなくなり、張り切って、リハビリをしていたところ、夕方にどんどん腫れていくような感覚があり、痛いし、怖いし。

 

翌日は、土曜ですが、女医さんが8時ごろには見えており、超音波で確認してもらいました。液を抜いてもらいたかったのですが、脂肪の間にちょっとづつたまっているようで、抜けないとのこと。時間とともに吸収されるだろうとの説明を受けました。

原因は、手術跡からの血の塊だと言われました。

 

結局、また圧迫となりました。今度は幅の狭い包帯で圧迫したため、時間とともに痛くてたまりませんでした。

ずっと我慢してましたが、夜中にどうしても我慢ができず、ナースステーションに行き、緩めてもらうようお願いしました。翌日の夕方には、シャワーで一部ほどけたこともあり、看護師さんに巻き直してもらいました。

 

日曜には、年長の男の医師が見に来てくれました。この時、原因を聞くと、「血腫」と言われました。そこから、ネットで調べりも、血腫が何かは書いていますが、その治療法とか、どれくらいで治るのかなどの記載はほとんど見当たりませんでした。

唯一、見つけた記事。

乳ガン術後3ケ月が経過していますが左脇にまだ血腫がありますが大丈夫でしょうか?

⇒大丈夫です。
血腫はあくまでも「3カ月前の出血」であり、「現在、出血しているわけではありません」

⇒「乳癌術後の血腫」に関しては、心配無用です。

 

左胸全体が鉄板のように固く感じ手を上げてもとても突っ張りがあります。
乳ガン全摘術後どの位期間この症状が続くのでしょうか?

⇒通常は、そんなにかかりません。
やはり、 血腫の影響があるのでしょう。
ただ、いずれは吸収されると思います。

乳ガン術後の血腫について

 

術後血腫と浸出液と治療

この方は、温存手術の後、血腫を徐々に取り除く治療を行った記事でした。

 

こんな状態で、圧迫したり、はずしたりの繰り返しで、1週間の予定が19日間入院していました。早く帰ることもできたでしょうが、帰ると病人がいて療養できる環境ではないと主治医に入っていたので、これだけの入院期間となりました。

 

3人の医師のうち、年長の男の医師は、「血種」に対して一番慎重に診察してくれました。主治医の女医さんは、患者の心に沿った治療をしてくれました。一番下っ端の医師が一番、適当でした。そしてこの医師が、早く帰れと言わんばかりに退院の日を決めてしまったのです。

 

今後は外来で、状態を見ていくことになるそうです。

年長の男の医師は、退院日が日曜ということもあり、何かあれば救急外来に、通常は外来に電話をしてくれと言ってくれました。たったこれだけのことでも、患者は安心するんですよね。

 

退院の朝にも寄ってくれ、この医師には感謝感謝です。外来では見かけないので、外来はしていないかもしれません。

 

 

 

 

 

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