3世帯のうち1世帯は貯蓄がないと聞きますが、いまいちピンときません。信じられないからです。そんなことがあるなんて。
年収750万円なのに貯金ゼロ…「何に使ったか分からない」赤字家計の特徴
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こんな怖い家計はがあるんだと驚いたこと
家族構成
夫、妻、子ども二人。
妻の年齢は、37歳。世帯主は40歳ぐらいでしょうか。
子供が二人いて、小学生とありますから、10歳と7歳とします。
収入
年収 700万円。
手取り40万円とありますので、額面50万円ぐらいでしょうか。年収から換算すると、ボーナスは額面150万円。手取り120万円ぐらい。1回手取り60万円ぐらいでしょうか。
支出
住宅ローン15万円(4,800万円)
車ローン7万円(300万円)
通信費2万6千円
保険料1万2千円
小遣い 3万円づつ
通販食費 1万5千円、3,000円を4回で2万7千円
わかっているだけで、34万5千円。
使途不明金が10万円あるということは、併せて15万5千円ほかに何か使っているということです。
確かに家族四人で食費2万7千円は少なすぎるので、5万円ぐらいはもっと使っているでしょう。光熱水費やガソリン代、雑費などの記載もありません。それでも、使途不明金10万円は大きすぎます。
生活費、50万円。
子どもが小学生で、一番教育費のかからないときでこれで大丈夫なのでしょうか。
ボーナス120万円はちょうど使途不明金の全額を占めます。
貯蓄がないというのも本当かもしれません。
住宅購入費4,800万円は、ほぼ我が家と同じです。借入額や期間の記載がありませんが、定年までに払い終えるのでしょうか。
我が家は、25年、2千万円を借り入れしました。毎月の支払いは8万円弱で、ボーナス払いなし。7年ぐらいで完済しました。
ローンが倍ですので、借入額も4千万円ぐらいかもしれません。また、定年時の完済も?。
繰り上げ返済しようにも、貯蓄がなく、ボーナスも使い切っている。
おまけに、車までローンを組んで借りている。
我が家では、車は常に現金払いです。
働いている夫と専業主婦の妻の小遣いが同じなのも違和感を感じます。夫の小遣いに昼食代が含まれていないことを願うばかりです。
我が家では、1馬力になって夫の小遣いは3万円になりました。お昼はお弁当持参です。私の小遣いは、1万8千円です。夫の60%を基準にしています。ちなみに美容院代も含んでおり、先月1万円それに使いました。
通信費も我が家の倍以上です。奥さんもキャリアスマホを持っているのでしょうか。
別ブログで詳しくは書いています。
危機意識が低くない?
一番の問題
緊急時に対応できないということです。
家族が入院したらどうするんでしょうか。
そこにある問題
子どもたちの教育費です。
これから塾代、中高、大学とお金がかかることが待ち受けているはずです。
生活費を急に減らすことはできません。徐々に増やすことはいとも簡単なのに。これはダイエットに似ていますね。
ただいまダイエットに挑戦中。詳しくは別ブログで。
夫が倒れたら
夫の収入が途絶えたらどうするのでしょうか。
家のローンは、夫が亡くなるか高度障害など要件を満たして団体生命保険に加入していれば、そこでローンは保険でカバーされますが、自動車ローンは残ります。
対して、それ以外の保険が収入保障保険(月10万円)と医療費保険だけでは。入院などは医療費保険で賄えるとしても、月10万円で車のローンを支払えば、3万円しか残りません。
夫が亡くなれば遺族年金が出るでしょうが、それも700万円からは程遠い金額でしょう。
子どもが18歳までは、168万円(共済年金・30歳)、それ以降は115万円ぐらいでした。
大手と言えども、子どもがいても200万円ぐらいではないでしょうか。
生命保険に入っていないなんて信じられません。
せめて子供一人に1500万円、大学卒業までは入っていたいものです。
それに対して妻の言い分って
「定年の頃に住宅ローンが払い終わるし、夫は大手企業で退職金も年金もそれなりにもらえそう。それと、将来は一人暮らしの父の家を売るつもりなので、売ったお金も合わせれば、老後は心配していません。むしろ子供が成人すればラクになるんじゃないかな」
大手企業は、50代から年収が下がるということを知っているのでしょうか。
定年後、再雇用で働いても、それまでの年収は下がります。
年金をもらうようになっても、年収より少なくなります。
退職金は大手なのであるでしょうが、それまでにリストラという危機があるかもしれません。
専業主婦でこれでは、働いている夫がかわいそうでなりません。
夫ももっと家計管理にかかわるべきです。
すべてがうまくいくという過程で物事を考えているようで、危機管理がなされていません。
この記事が、家計相談ならよかったのですが、記事を読む限り、こんな家計がありますよという紹介に終わっていたので、どこの誰かもわからない方の家計に入り込んで、独りよがりに心配してしまいました。
二人の子どもたちが路頭に迷わないことを願っています。