4月末に退職金が振り込まれました。
勧奨退職ということで、少し割り増しがあります。
退職金の計算は、最終のご給料の月額 × 割増率 × 在職率 + 貢献度
簡単に説明するとこうなります。
割増率とは、勧奨退職の場合、1年ごとに2%加算されます。
私は、50歳で退職しましたので、20%加算ということです。
在職率は、入庁してからの年数から除算期間を除いて、1年ごとに支給率が定められています。
育児休業期間や休職期間など、勤務していない期間がある場合、その期間の1/2や1/3の期間除算されます。
また支給率については、これがくせもので、5年前に400万円減額、そしてこの2月に70万円余り減額されるように、支給率が変わりました。
これがきっかけで駆け込み退職といわれたものがおこったのです。そして、それがわかったのは、退職する年なのです。40年務めてきた人に、辞める数か月前に、退職金を減額しますよといきなり、知らされるのです。
特に、5年前は、突然のことだったので(今年は前回の免疫が多少あるので、混乱は少なかったと思います。あきらめの境地かもしれませんが。)、駆け込み退職がありました。
それに対して、批判も多かったと思いますが、経過措置があったとはいえ、130万円ぐらい減らされると、ローンの支払いや教育費に影響がある人も多かったと思います。
最後の最後にする退職者への仕打ちに、他人事ながら酷いことをするもんだと悲しくなりました。
そして、自分の番になると、70万円減額されましたが、金額も前回ほどではなかったため、経過措置もなく70万円余りが減らされました。
29年間働いたご褒美は?
そして、支給された退職金の金額は、16,692,636円でした。
手取り金額は、16,467,881円でした。
これで15年間生きながらえていけるか。
私の年代の年金開始時期は、65歳からです。
今後、受給開始年齢が変わらないとしても、年金受給までに、15年間あります。
手取り額から、30年度の住民税を除いて(30万円ぐらいかなあ)、16,167,000円。
これを15年で割ると、1,077,800円。1年あたり100万円しかありません。
これだけで生活することは、ちょっと無理な金額です。
資金計画は、次の機会に。
退職金の控除などの詳細は、別ブログに記載しています。