前回は、iDeCoに加入の記事を書きました。今回はそれとは別に検討しましたが、結果採用しなかった国民年金基金のことについて書きます。
一人ひとり何が有利か合っているかは違いますので、それぞれに合う方法を選択してください。あくまで個人的見解です。
自分年金を作ること。
国民年金基金の場合
年金の一番のメリットは、「終身」で長生きリスクに対応できるということです。その観点からは、子どもたちの年金受給額が増えるよう考えるわけですが、それにも限界があります。
長女はアルバイトとフリーランスの仕事で個人事業主ですが、彼氏と同棲しているため、二人の収入で生活できています。一人だけの収入で家賃まで払っては厳しいと思います。将来を考えると年金額を増やしてほしいところですが、アルバイトを減らしたことで社会保険から外れています。本当なら国民年金基金に加入してほしいところですが、収入が安定していないので強く勧めることはできません。
次女に至っては、先が全く見えないので危険なことはできません。
そんな中所得控除はiDeCoと同じ効果が得られます。年金の最大のメリット、終身の魅力は捨てがたいです。そこで試算することにしました。
試算結果
これは1口だけ加入の結果なので、掛金62,000円余りで243,000円余りとなる試算でした。
この試算の結果、損益分岐点は20.86年となり、85歳を過ぎてからということです。闘病中の身としては80歳をひとつの区切りと考えているので、少し考える結果となりました。
そして、終身は選ばず、iDeCo1本としました。iDeCoとの折衷案が最後まで候補となりました。
結果iDeCoだけにしたのですが、今後、iDeCoを減らして、1口加入に変更するかもしれません。
現状選ばなかった理由は、85歳という年齢と、年金額が180万円を超えることです。増やしたいのですが、扶養に入るには180万円を超えると入れないので。先のことはわかりませんが、そんなこともあって、iDeCoを一時金で受け取ることを今のところは選択しました。
健康に自信のある方は、終身がいいのではと思うこの頃です。