りんごの花が咲くころ

30年3月に公務員を勧奨退職しました。悠々自適な生活の予定が、まさかのがん発覚、闘病生活へ突入。第2の人生を歩むため別居から離婚を選択しました。今はおひとりさまの人生をいかに楽しむかを追求しています。リタイア。断捨離。ミニマリスト。

家計管理

消えた年金、浮いた年金が生じた&どうしてそんなことが?

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消えた年金、浮いた年金が生じた

消えた年金、浮いた年金と騒がれたのは、平成19年のことでした。

それまで年金は、年金受給者となって請求するまで、いくらもらえるかなんてよくわからない時代でした。

 

それが、民主党の国会での民主党の追及により、国民に全体に不信感が蔓延しました。

 

消えた年金とは

2007年5月に国民年金など公的年金保険料の納付記録漏れ問題が発覚し、5000万件という数字とともに国民の大きな怒りを買った。そもそもは、1997年に公的年金加入者に「基礎年金番号」を割り当てて加入記録を一元管理しようと試みた際に、結婚して名前が変わったケースや単純な入力ミスなどで、記録から消えた年金が生まれたのである。政府も年金事務の当事者である社会保険庁の怠慢を批判したが、監督責任もあって7月の参院選における与党大敗の最大の原因となった。さらには、現行の年金制度への不信をさらに増大させた。国会での追及の急先鋒だった民主党の長妻衆議院議員は「ミスター年金」とも呼ばれたが、年末に発表された「流行語大賞2007」に「消えた年金」が選ばれた際、受賞者が舛添厚生労働相だったことで、「年金を消した」当事者が受賞するのはおかしいとの批判が続出した。
知恵蔵より
社会保険庁によって不適切に管理された年金記録のうち、加入者が保険料を納付したにもかかわらず、社会保険庁に納付の記録がない年金記録のこと。平成19年(2007)に発覚した年金記録問題で明らかになった。加入者の手元に領収書等が残ってない場合、納付の事実の有無や年金記録訂正の要否を公正に判断する第三者機関として各都道府県の行政評価事務所(総務省の出先機関)などに年金記録確認第三者委員会が設置された。→消された年金宙に浮いた年金
デジタル大辞泉より
ようは、それまで紙台帳で管理していた年金記録を、基礎年金番号で一元管理しようとした際、統合できなかった記録などのことのようです。

どうしてそんなことが?

推察するに次のことが考えられます。

同一人に複数の記録があった

転職などで複数の勤務先で働いた際、年金番号がそれぞれ振られることとなった。新しい勤務先で年金手続きをする際、その人の年金番号を記載すれば、記録は統合されるが、空白で提出すると改めて番号が採番された。

 

平成5年から6年ほど、職員の年金事務に携わっていた時期がありました。その当時、国民年金と厚生年金はそれぞれ番号が採番されていました。

年金手帳に、それぞれ、年金番号を記載されていました。しかし、国民年金に加入した後、その手帳を新しい勤務先で厚生年金に加入する際、提出しないと厚生年金の番号が採番された年金手帳が交付されていました。

 

厚生年金の手続きをする際、すでに所持していた年金手帳を一緒に年金事務所に送付すると、国民年金の番号が記載されている年金手帳に厚生年金の番号が記載されて戻ってきていました。

 

そうすれば記録上、一つに統合されているわけです。

 

しかし、そうできていない非常勤職員がおり、すでに2,3冊の年金手帳を持っている人もいました。

 

住所移転、改正などで同一人かわからなくなる

生年月日が変わる人はいないでしょうが、複数の記録を持つ人が引っ越ししたり、結婚、離婚により改正したなどで、同一人かわからなくなる。

 

手書きによって引き起こされる

紙台帳で管理していた時代は当然のことながら、手書きでした。

ということは、字がきれいな人、そうでない人、癖のある字を書く人などがいたことでしょう。

間違って判読された方もいたと思います。名前だけでなく、生年月日の数字なども。

 

システム入力によっても

紙台帳からシステムで一元管理される際、入力ミスや判読ミスにより記録に相違が生じた。

また、当初は氏名の入力は漢字ではありませんでした。カタカナ管理ってなぜ?

 

基礎年金願号が採番される

そして一つの番号で管理する際、統合されなかった記録が多数あったということです。

記録があるが統合されないものが浮いた・・・

あるはずの記録が自分の記録にならず、消えた・・・

 

そもそも手続きされていない

また会社側の都合で、年金手続きが取られていない、年金保険料が未納となっているケースもあったようです。

 

基礎年金番号で統合

そういった背景のもと、基礎年金番号で統合する際、ミスが頻発したのでしょう。

 

問題はそれだけ?

紙からデータへ。書くことから入力へ。

それまで時代は、まだコンピュータ全盛期ではありませんでした。そしてコンピュータにとってかわられるという危機感。今のAi人工知能と似ているかもしれません。

 

私が公務員であったその当時、財務会計システムが平成4年に導入されました。それまでは、和製タイプや、やっとワープロがある時代でした。ワープロも入庁1年目に隣の課に導入され、借りに行っていた記憶があります。

 

そんな時代でした。

 

入力も1時間入力して10分休憩、それを3回繰り返すが上限でした。1日に3時間しかシステムに向き合えなかったのです。旧社会保険庁がどうだったかは知りませんが、おそらく同じようなことがされていたのでしょう。

 

そして最大の問題はここに

そして最大の問題は、年金受給は請求する必要があるということです。

請求しなければ、受給することはできません。それは今も同じです。

 

そして、記録に応じた年金を支給すれば足りたのです。

年金記録が消えていようが、浮いた年金があろうが、知ったことではなかったのでしょう。

 

今は、年金記録がずさんな時代があったと国民全体で知っていますし、これが問題で年金記録を知ることもできます。

年1回は、年金定期便が届くようにもなりました。公務員に届くようになったのは、厚生年金と統合になってからです。

 

皆さんも自分の年金に関心を持ちましょうね。年金情報を確認しました。その内容は別ブログで。

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