先日カスタマーセンターに問い合わせる機会がありました。問い合わせ先は、ナビダイヤルでした。最近、よく見かけるこのナビダイヤルってどういうものなのか調べてみました。
ナビダイヤルはお得なのか。
ナビダイヤルとは
ナビダイヤルとは、日本国内において複数の着信先に対して全国的に統一された電話番号を提供する、NTTコミュニケーションズが提供する電話の付加サービスで、同社の登録商標(日本第4085448号)である。0570ダイヤルと呼ばれる。1997年(平成9年)5月1日開始。
ウィキペディアより
企業への問い合わせ先として「0120」で始まるフリーダイヤルと並行して、「050」で始まるナビダイヤルが多いように思います。これ、似て非なるもの。フリーダイヤルは通話料無料でかけられますが、ナビダイヤルは通話料がかかります。
通話料も加入しているプランの適応外になるようで、お得とも言えないようです。携帯電話だと、通話料無料プランに入っていても、ナビダイヤルにかけると通話料がかかるようです。
このサービス、契約する企業側へのサービスで、電話番号一つで全国各地からかけてきた電話を最寄りのコールセンターにつなぐというもののようです。
電話番号を「0570」に統一 全国共通の番号で受付できるので、お問い合わせやご相談窓口としてお客さまとのリレーションを深めます。
通話料金は発信者負担 ナビダイヤルの通話料金は発信者の負担となります。また、お客さまとご契約企業さまで通話料金を通話ごとに分担してご負担いただくことも可能です。
ご希望の窓口にダイレクトに接続 大切なお客さまをお待たせすることなくご希望の窓口にダイレクトに接続し、業務効率と顧客満足度を向上します。
高価な設備の準備や工事は不要 一般回線があれば特別な準備はいりません。最短5営業日で導入が可能です。
NTTコニュニケーションズホームページより
通話料はいくら?
NTTコミュニケーションズより抜粋。
以前、年金機構に年末調整に必要な証明のことでナビダイヤルに電話したことがあります。公衆電話からテレホンカードを使用して電話を掛けました。
アナウンスされた通話料は、20秒で20円でした。今回調べてみてわかったことは、固定電話より公衆電話のほうが高いということです。
100キロで固定電話は80円、公衆電話は180円。2倍以上違います。
そしてこの時、360円もかかってしまいました。そして、答えは、本人でないと送付の依頼は受けられないということでした。この時、子どもは学生で、年金保険料は私が払っていたのに。かけたとき、母親であることはわかっていました。それなのに、つながって待機時間が長く(オペレータにつながるまでに)、無駄にしてしまいました。
IP電話では?
我が家では、yahooBBに加入していますので、IP電話BBフォンになっています。通話料はNTTより安いので、フリーダイヤルでないときは携帯からでなく、固定電話からかけています。
固定電話からの請求は基本料のみで、通話料はネット通信料と一緒に請求されます。それが、最近、固定電話からの請求が基本料のみでないことに気が付きました。金額にして100円ほど、割高になっているのです。
BBフォンの通話になっていると思っていた通話が、何かの原因で通常の通話となっているということだと思います。そしてその原因はナビダイヤルではと思うようになりました。
6月 | 1,557円 | |
7月 | 1,557円 | |
8月 | 1,665円 | +108円 |
9月 | 1,557円 |
全国一律、3分7.99円です。
それからは、発信音「プ、プ、プ」を気にして確認するようになりました。この音がないと、通常の通話になっています。
ナビダイヤルを避ける方法
ナビダイヤルを表示しているところに、ナビダイヤルが使えない場合の問い合わせ先が記載されています。「046」や「06」などで始まる番号です。この番号を使ってかけると、3分7.99円でかけることができます。100キロで80円と比べると10倍も通話料金が違ってきます。
携帯で通話料無料の契約をしている場合は、「046」や「06」の番号では、契約通り通話料無料となります。
ナビダイヤルは決してお得な料金ではないということです。
かける際は、お得な方法で通話するようにしたいですね。