りんごの花が咲くころ

30年3月に公務員を勧奨退職しました。悠々自適な生活の予定が、まさかのがん発覚、闘病生活へ突入。第2の人生を歩むため別居から離婚を選択しました。今はおひとりさまの人生をいかに楽しむかを追求しています。リタイア。断捨離。ミニマリスト。

闘病生活

まさかの偶然、お互い体を大切に。

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先日、元の職場に顔を出しに行ってきました。その時に、独身時代一緒に働いていた方が退職したことを知り、携帯番号を預けて連絡してもらうことにしました。

それから、彼女から電話があり自宅で会うことにしました。

 

まさかの偶然、お互い体を大切に。

彼女は、一つ年上で独身時代、同じ職場で働いていました。その当時は、その課内に女性は私たち二人しかおらず、仕事の延長上の飲み会などはいつも一緒でした。

飲み会は泊りもあり、二人で一緒の部屋に寝たりもしました。

 

二人とも結婚し、転勤になり、会うことはなくなりました。庁舎で会ったときは、軽く話すことはありましたが。

郊外に中古の家を購入し、子どもにも恵まれていることは知っていました。

 

会う場所は我が家で。

連絡時、簡単な近況を述べた後、会う場所は我が家を提案しました。近くの喫茶店なども考えましたが、長居すると嫌がられるので。それに、今は断捨離に燃えており、いい機会ととらえました。

 

向こうの提案で水曜の15時となりました。近くのスーパーで待ち合わせをし、彼女の車で自宅に来てもらいました。

簡単な話をしながら、お茶や果物を出し、話し始めました。

 

その時、切除した胸を服の上から見せながら、乳がんの話をしたところ、彼女もその病気で闘病中であることがわかりました。まさにえーーーという感じでした。

私は、公務員を辞めた後、がん検診でわかったのですが、彼女は仕事をしながら、がんが判明し、仕事を休みながら手術や抗がん剤治療をしており、また乳がんとは別の希少癌も発覚し、闘病生活と仕事の両立に悩みながら、結局退職の道を選んだそうです。

彼女の夫も公務員でこれからは一馬力で生活となるようですが、子ども二人の娘さんたちも家から仕事に通っているそうです。どちらも公務員の道には進まなかったようですが、安定している職業についていました。

 

彼女は私より1歳年上の現在52歳で、私たちが仕事を辞めることができたのは、家のローンが終わっていること、子どもたちが就職し、自立していることが大きいと感じました。

 

我が家は長女がまさかの教育公務員を1年で退職し、夢を追っていますが、それでも仕送りなどはしていません。一応、バイトをしながら友達と生活をしています。

 

彼女は、手術をする前に抗がん剤の治療をしており、そのあと、乳房切除をしたそうです。今は、ホルモン剤を服用していました。高い注射はしていないそうで、私とは少しタイプが違うようです。生理は抗がん剤の治療で止まったそうです。通院は3か月に1回で、希少癌のほうは1か月に1回通っているそうです。

 

抗がん剤の治療のせいか、体型も痩せており、そこだけは少しうらやましかったですが、だからと言って抗がん剤は大変なことはわかりますので、罰が当たりそうな希望でした。彼女は、手術前のリンパ節転移を判断する注射もしたそうですが、結局、場所がわからず、手術中にも特定できず、何カ所かのリンパの切除をされたようで、痛い注射を我慢した甲斐がなかったそうです。

 

がんになる前は、がんに対して意識を向けることがなかったせいか気になることはありませんでしたが、なってみると、周りにがん患者が多いことに気が付きました。特に彼女は、同じ乳がんで、治療法もほぼ同じ、発症は彼女が半年ほど早いだけで、意見交換できることがうれしく思います。

 

これからも会って意見交換できたらと思っています。

 

 

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